共有フォルダの暗号化*

AES 256 ビット暗号化は、すべての不正アクセスをブロックしてデータを保護します。共有フォルダを暗号化しておくと、暗号化キーがないユーザーは、Synology RackStation からハードドライブを取り外して他のデバイスに取り付けたとしても、暗号化データにアクセスできません。

共有フォルダを暗号化する:

  1. 暗号化する共有フォルダを選択して、[編集] をクリックします。
  2. 表示されるウィンドウで [この共有フォルダを暗号化する] を選択して、[暗号化キー] 欄に暗号化キーを入力し、確認のために同じキーを [確認キー] 欄に入力します。
  3. [スタートアップで自動的にマウントする] を選択して、暗号化したフォルダに自動アクセスできるようにマウントします。このオプションを選択しなければ、次回 Synology RackStation を再起動したときに、暗号化したフォルダがアンマウントされます。

マウントされていないフォルダにアクセスする

  1. アンマウントした暗号化済みの共有フォルダを選択します。
  2. [暗号化] をクリックし、[マウント] を選択します。
  3. 暗号化キーをインポートするか、手動で入力してください。

注:

  1. 暗号化した共有フォルダ内のファイルとフォルダの名前は、英数字で 143 文字、または日本語で 43 文字以内で指定してください。
  2. 共有フォルダを作成したときに暗号化することもできます。
  3. 以下の名前が付いている共有フォルダは、システムサービスと関連付けられているため、暗号化できません。web、photo、music、video、surveillance、download、netbackup。
  4. 暗号化した共有フォルダは、NFS からはアクセスできません。NFS ルールを含む共有フォルダを暗号化すると、削除されます。
  5. 暗号化キーに次の文字を使用することはできません。 , =

____
* 特定のモデルのみに使用できます。