DSM 設定

次の DSM 設定を変更して、ログイン画面のスタイルを変更したり、HTTP サービスが使用するポートをカスタマイズしたり、ブラウズ セッションのセキュリティを向上させたり、ルーター ポートを設定したりすることができます。

ログイン スタイル

ここでは、豊富なテンプレートの中から好きなものを選択し、ロゴや背景画を DSM のログイン画面に表示してログイン スタイルを変更できます。

ログイン ページのタイトルをカスタマイズするには:

[ログイン ページのタイトル] に名前を入力します。

ログイン テンプレートを変更する

好きなテンプレートを選択し、適用をクリックします。選択したテンプレートは、次回 RackStation にログインするときに、ログイン画面に表示されます。

ログイン画面の背景画を変更する:

  1. 背景セクションの矩形の画像、または矩形の中央に 「+」 が付いたアイコン (以前選択した画像が削除されたときに限って表示されます) をクリックして、次のいずれかの方法で背景画を選択します。
  2. 背景画を配置する方法と背景色を背景セクションのドロップダウン メニューから選択します。またプレビューをクリックして、ログイン画面をプレビューしてさらに調整が必要かどうかを見てください。
  3. 適用 をクリックします。

ロゴをログイン画面に追加する:

  1. ロゴセクションの矩形の画像、または矩形の中央に 「+」 が付いたアイコン (以前選択した画像が削除されたときに限って表示されます) をクリックして、次のいずれかの方法でロゴ イメージを選択します。
  2. ロゴ セクションのドロップダウン メニューから配置する方法を選択します。またプレビューをクリックして、ログイン画面をプレビューしてさらに調整が必要かどうかを見てください。
  3. 適用 をクリックします。

背景画またはロゴを除去する:

背景またはロゴ セクションで、削除をクリックすると、選択しておいた画像が削除されます。

HTTP サービス

管理 UI および Audio Station のデフォルトポート番号を変更できます。HTTPS 接続が有効な場合、HTTP 経由でサーバーに接続すると、SSL/TLS 暗号化メカニズムを経由して暗号化されます。

デフォルトのポート番号を変更する:

  1. HTTP または HTTPS フィールドにポート番号を入力します。
  2. 適用 をクリックします。

HTTPS 接続を有効にする:

  1. HTTPS 接続を有効にするを選択します。
  2. オプションの [証明書のインポート] をクリックする、または HTTP 接続を HTTPS に自動リダイレクトするを選択します。(詳細は下のセクションを参照してください。)
  3. 適用 をクリックします。

HTTPS 接続へのリダイレクトについて:

オプションの HTTP 接続を HTTPS に自動リダイレクトするを選択すると、ポート番号 5000 からウェブ管理 UI にアクセスしようとすると、ポート番号 5001 にリダイレクトされます。

HTTPS 接続で使用するポート:

証明書のインポートについて:

信頼できる証明機関 (CA) が発行する証明書を持っている場合は、証明書のインポートをクリックして証明書をアップロードし、SSL サーバーがホストを認証するためのキーを提供してください。証明書は秘密キーと一致しなくてはなりません。秘密キーは安全に保管してください。

セキュリティ

セキュリティオプションでは、DSM の表示セッションのセキュリティレベルを以下の操作により変更できます。

ログアウトタイムを設定する:

  1. ログアウトタイマー(分)に 1~65535 の値を入力して、自動ログアウトまでの待ち時間を指定します。
  2. 適用 をクリックします。

IP チェックをスキップする:

IP チェックをスキップしてブラウザー互換性を強化するを選択します。

ルーターポート

ルーターに DSM のポート転送ルールを設定する場合、ルーターポート (ルーターに割り当てられた) とローカルポート (RackStation に割り当てられた) に異なるポート番号を指定するには、ここにルーターポート番号を入力して、インターネットサービス (例えば、Google docs) と共有した RackStation ファイルをアクセスできるようにする必要があります。

ルーターポート設定を有効にする:

  1. [ホスト名または静的 IP] フィールドに RackStation の DNS ホスト名またはパブリック IP アドレスを入力します
  2. DSM (HTTP)] フィールドや DSM (HTTPS) フィールドでルーターに DSM のポート転送ルールを設定した時に指定したルーターポート番号を入力します。
  3. 適用 をクリックします。

証明書

証明書は、ウェブ(すべての HTTPS サービス)、メール、FTP をはじめ、RackStation の SSL サービスを安全に保護します。証明書があることで、ユーザーはサーバーと administrator の ID を確認し、秘密情報を送信することができます。[証明書] タブには RackStation の証明書の状態を管理したり、表示したりするためのオプションがあります。これらを使って、証明書を作成、インポート/エクスポート、更新してください。証明書セットアップ ウィザードは、自署証明書を作成したり、認証局 (CA) に登録するための証明書署名要求 (CSR) をダウンロードしたりする手順をガイドします。

自署証明書

自署証明書とは、証明書が証明する実体によって作成、署名された証明書のことです(この場合 RackStation)。自署証明書には、RackStation が生成したプライベートキーと共に署名されています。 自署証明書は第三者の認証局が発行したものではありませんのでサーバーの ID を証明するものとしては弱く、通常サーバーと身元が分かっているユーザーの間のチャンネルを保証するために使用されます。

自署証明書を作成する:

  1. [証明書を作成] をクリックします。
  2. セットアップウィザードに従って設定を行います。
  3. 注:自署証明書を作成すると、RackStation の既存の証明書と置き換えられます。

証明書署名要求

第三者の認証局に証明書を申請するには、証明書署名要求 (CSR) を作成する必要があります。証明書署名要求は RackStation が生成した、暗号化されたテキストであり、ドメイン名、組織名、所在地、電子メールアドレスなど証明書に記載される情報が含まれています。RackStation に署名入りの証明書を適用するために、セットアップウィザードの指示に従って証明書署名要求を生成してください。

商業機関、または第三者の認証局が発行した証明書を取得するには、個人情報または組織の情報を提供し、証明書証明要求のコモンネーム欄に記載されたドメイン名の所有者であることを証明する必要があります。

注:

証明書署名要求と一緒にプライベートキーも生成できます。認証局はこのプライベートキーを必要としませんので、 RackStation のプライベートキーは大切に保管しておいてください。

証明書署名要求を作成する:

  1. [証明書を作成] をクリックします。
  2. セットアップウィザードの手順に従って、証明書署名要求を作成、ダウンロードしてください。

認証局が証明書を発行したら、プライベートキーと一緒にインポートすることができます(次の手順をご覧ください)。

証明書のエクスポート

既存の証明書はダウンロードして管理したり、アーカイブしたりすることができます。エクスポートしたファイルには RackStation の証明書、プライベートキー、自署ルート証明書が含まれます。

証明書をエクスポートする:

証明書のインポート

認証局が発行した証明書、または以前エクスポートした証明書をプライベートキーと一緒にインポートすることができます。

証明書をインポートする:

証明書の更新

証明書の有効期限が切れる前に、このオプションで証明書を更新することができます。

証明書を更新する:

  1. [証明書を作成] をクリックします。
  2. [証明書を更新] を選択し、[次へ] をクリックします。
  3. 新しいプライベートキーと証明書証明要求が作成されます。