LUN バックアップ

バックアップと復元バックアップ タブでは、ローカル LUN バックアップを使用して RackStation の iSCSI LUN をローカル共有フォルダにバックアップすることができます。またネットワーク LUN バックアップを使用すると、別の RackStation にバックアップすることもできます。

    注:
  1. ネットワーク LUN バックアップを実行する前に、バックアップ先の RackStation にログインして、ネットワーク バックアップ サービスが Synology バックアップ モード (メイン メニュー > コントロール パネル > ネットワーク バックアップ > ネットワーク バックアップ) で有効になっていることを確認してください。
  2. RackStation がルーターを介してネットワークに接続されている場合は、ネットワーク LUN バックアップを実行する前にルーター で iSCSI サービス (TCP ポート 3260) にポート転送規則が指定されていることを確認してください。

iSCSI LUN をバックアップする:

  1. 作成 > LUN バックアップ タスクを選択して LUN バックアップ ウィザードを開き、次へをクリックします。
  2. バックアップ先のタイプを選択するよう要求されたら、次のいずれかを選択してください。
  3. 要求されたらバックアップ先とソース LUN を指定して、バックアップ予定を設定します。
  4. ウィザードに従って設定を終了します。

バックアップ タスクが作成されたら、予定に基づいて RackStation がバックアップを行い、バックアップ LUN をバックアップ先に保存します。バックアップ LUN はバックアップだけを目的として使用されます。バックアップ LUN にアクセスするには、下のバックアップ LUN を復元するを参照してください。

    注:
  1. ファイル ベースの LUN もブロック ベースの LUN も両方ともバックアップできます。
  2. 各バックアップ タスクにはバックアップ ソースとして 1つの LUN しか含まれません。
  3. FAT または NTFS フォーマットで iSCSI LUN を外部ディスクにバックアップすることは、サポートされていません。

完全バックアップと増分バックアップについて

RackStation は 1 回目は選択した LUN の完全バックアップを行い、次回からは増分バックアップを行います。ただし共有フォルダの名前やバックアップ先のディレクトリ名を変更した場合は、RackStation は再び完全バックアップを行います。