HDD 管理
このセクションでは、DiskStation にインストールされているハード ディスクの状態を監視し、ハードディスクの性能と健康状態を管理、分析するオプションを設定できます。
ハードディスクの書き込みキャッシュサポートを有効にする
書き込みキャッシュサポートを有効にすると、DiskStation の性能が向上します。 この機能は特定のハード ディスク モデルでしかサポートされていません。 書き込みキャッシュサポートを使用している間はデータを保護するために、UPS デバイスをご使用になることを強くお勧めします。 また使用後は毎回システムをシャットダウンするようお薦めします。 書き込みキャッシュを無効にすると、突然の停電によりデータが消失する危険性を低減することができますが、システムの性能が劣化します。
ディスクの書き込みキャッシュサポートを有効にする:
- ディスクを選択し、[キャッシュ管理] をクリックします。
- 書き込みキャッシュを有効にするを選択します。デフォルトでは、この機能は有効になってます。
- [OK] をクリックします。
S.M.A.R.T. テストの実行
S.M.A.R.T. テストは、ハードディスクの状態を調査・報告してディスク不良の可能性を警告します。 エラーが検出された場合は、直ちにディスクを交換するようお勧めします。
S.M.A.R.T. テストを開始する
- ディスクを選択します。
- [S.M.A.R.T.] をクリックして [S.M.A.R.T. テスト] を選択します。
- テストの種類を選択し、[開始] をクリックすると、テストが開始されます。
- 最新のテストの結果は、テスト結果セクションに表示されます。
- [閉じる] をクリックして終了します。
注:テスト回数は、システム環境によって異なります。
S.M.A.R.T. テストを予約する:
タスクを作成すると、S.M.A.R.T テストを自動的に実行するように予約できます。
- [テスト スケジューラ] をクリックします。
- [作成] をクリックして新しいタスクを設定します。
- 次の設定を [全般] タブで編集します:
- タスク:タスクの名前を入力します。
- S.M.A.R.T テストの種類:クイックテスト、または拡張テストを選択します。
- S.M.A.R.T. テストの対象ディスク:S.M.A.R.T. テストの対象となるハードディスクを選択します。
- [予定] タブでは、次の設定を編集できます。
- 日付:S.M.A.R.T. テストは特定の曜日 (毎日、週末、毎週日曜日など)、または特定の日 (2015/10/21) に実行するように予約することができます。
- 回数:S.M.A.R.T. テストを何回実行するかを指定し、初回と最終回の時間を指定します。
- [OK] をクリックして終了します。
S.M.A.R.T. 情報をチェックする:
- ディスクを選択します
- [S.M.A.R.T.] をクリックします
- [S.M.A.R.T. 情報] を選択します。表示された番号は、ディスクの状態を診断する際に役に立ちます。
- [閉じる] をクリックして終了します。
注意: SAS ディスクは S.M.A.R.T. 情報に対応していません。
ディスク情報をチェックする:
- リストからディスクを選択して、[ディスク情報] をクリックします。 ここにディスクのモデル名、シリアル番号、ファームウェアのバージョン、合計サイズなどが表示されます。
- [閉じる] をクリックして終了します。
ディスク情報を更新するには:
[最新の情報に更新]をクリックすると、ディスク情報が更新されます。