権限の割り当て

共有フォルダのユーザーまたはグループのアクセス権を許可/拒否できます。

共有フォルダのアクセス権を割り当てる:

  1. 編集する共有フォルダを一覧から選択します。
  2. [特権] をクリックし、ドロップダウン メニューから [特権のセットアップ] を選択します。
  3. ドロップダウンメニューからシステム内部ユーザーローカルユーザーローカルグループのいずれかを選択します。
    1. システム内部ユーザー:匿名の FTP ユーザー。特定の FTP ユーザーの共有フォルダへのアクセスを許可する前に、フォルダへのアクセスを許可する必要があります。
    2. ローカルユーザー:Synology DiskStation ユーザー(guest を含む)。
    3. ローカルグループ:Synology DiskStation グループ。
  4. 以下の権限を選択/選択解除して、ユーザー/グループのアクセス権限を割り当てます。
    1. 読み込み/書き込み:ユーザーまたはグループは、共有フォルダのファイルやサブフォルダにアクセスして変更を加えることができます。
    2. 読み取り専用:ユーザーまたはグループは、共有フォルダのファイルやサブフォルダにアクセスできますが、変更を加えることはできません。
    3. アクセス不可:ユーザーまたはグループは、共有フォルダのファイルとサブフォルダにアクセスできません。
  5. 以下を行う場合は、[権限の詳細設定] タブをクリックします。
    1. ディレクトリの表示を無効にする
    2. 既存ファイルの変更を無効にする
    3. ファイルのダウンロードを無効にする
  6. [OK] をクリックして終了します。

注:

NFS 権限の割り当て

NFS 権限を共有フォルダに割り当てて、Linux クライアントがアクセスできるようにします。

共有フォルダの NFS アクセス権を割り当てる:

  1. 編集する共有フォルダを一覧から選択します。
  2. [特権] をクリックし、ドロップダウン メニューから [NFS 権限] を選択します。
  3. [作成] をクリックして NFS ルールを追加します。
  4. ポップアップが開きます。次のオプションを定義してください。
  5. ホスト名または IP:共有フォルダにアクセスする NFS クライアントの IP アドレスを入力します。ホストは次の 3 つの方法で指定します:
  6. 特権:NFS クライアントの読み取り/書き込み権を選択します。
  7. Root Squash:NFS クライアントのルートユーザーのアクセス権を制御します。以下のいずれかを選択してください。
  8. [OK] をクリックして終了します。
  9. [OK] をクリックして NFS 権限を適用します。

注:

特定のユーザーアカウントを使って NFS で共有フォルダにアクセスする場合、NFS クライアントと DiskStation で全く同じグループ ID かユーザー ID が必要です。そうでない場合は、共有フォルダにアクセスするとその他の許可が与えられます。