TFTP/PXE

このページでは、TFTP や PXE の設定を行います。

TFTP

TFTP (Trivial File Transfer Protocol) は、簡単なファイル転送プロトコルです。通常、認証を必要としない状況で、設定やルート ファイルの転送に使用されます。TFTP サービスを有効にすると、DiskStation はクライアント デバイスにブート ローダーを転送することができるようになります。

TFTP 設定を編集するには:

  1. [TFTP サービスを有効にする] チェックボックスにチェックマークを付けます。
  2. [TFTP ルート フォルダ] 欄で、TFTP クライアントがアクセスできる DiskStation のフォルダを指定します。
  3. 次の設定を表示したり、変更したりするには、[詳細設定] ボタンをクリックしてください。
  4. 設定を変更したら、[適用] をクリックして設定を保存します。

DiskStation で PXE 向けの DHCP サービスを設定する

オール・イン・ワン PXE 設定を実行できるように、DiskStation は TFTP のほかに DHCP サービスにも対応しています。Pre-boot Execution Environment (PXE) は、クライアント デバイスがデータ ストレージ デバイス(ハードディスクなど)ではなくネットワーク インターフェイスを使ってブートアップするネットワーク環境です。PXE を設定すると、ブート ローダーを DiskStation に保管できるため、クライアント デバイスはブート ローラーを使い、ネットワークを介してブートアップすることができます。

DiskStation で DHCP サービスを使用するためには、Synology DHCP Server パッケージをインストールしてください。

PXE 用 DHCP サービスを設定する:

  1. [PXE 向けにこのサーバーの DHCP サービスを設定する] にチェックマークを付けます。DiskStation にまだ DHCP Server パッケージがインストールされていない場合は、これをインストールするよう促されます。
  2. TFTP ルート フォルダからブート ローダー ファイルを選択し、他の DHCP 関連の設定を行ってください。
  3. [適用] をクリックして設定を保存します。